ねこおやじBlog

年に一度か二度、比叡山延暦寺を参拝します。

比叡山は天台宗の開祖、伝教大師最澄が開山した天台宗の総本山で、別名「日本仏教の母なる山」と言われています。

現在、日本には様々な仏教の宗派がありますが、もともと各宗派の開祖たちは、この比叡山で仏教を学び、下山して各々の宗派を開いたからです。

ちなみに比叡山に「延暦寺」というお寺やお堂などはありません。

比叡山は「東塔」「西塔」「横川(よかわ)」という3つの地区に分かれ、各地域に中堂と呼ばれる本堂とそれに伴うお堂がたくさんあり、それら全てを総称して「延暦寺」と呼んでいます。

ちなみに比叡山の総本堂は、東塔地区にある国宝「根本中堂」で、現在10年をかけての大改修の真っ最中です。

その改修規模はさすが国宝と言うべき、なんとお堂全体をすっぽりと建屋で覆い、風雨を完全にシャットアウトした環境で行われています。

そもそもあらゆるお寺にある本堂という呼び名は、この根本中堂が元になっており、根本中堂の「本」と「堂」を取って「本堂」と呼ばれるようになったのだそうです。

私はこの山に来るとリフレッシュでき、とても清々しい気分になるのを感じます。

毎回朝の3時半に自宅を出発して、7時には比叡山の登り口に入り、琵琶湖を眺めながら山を登り(もちろん車ですよ?笑)、夕方まで3つの地区をくまなく歩き回って参拝し、御朱印を受けて帰ります。

そう、毎回日帰り強行軍です(笑)

大体16時半くらいに比叡山を出発し、広島に自宅には20時半ごろ帰り着きます。

毎回疲れますが、それこそ「心地よい疲れ」と感じて、ビール片手にその日の写真のチェックをするのが毎回の恒例になっています(*^^*)

ただ毎回の寝不足と歩き回った疲れで、写真の方は、と言えばいつもスナップ程度ですが、こんな感じですのでご覧ください(^^)