自宅の隣、竹原市には「町並み保存地区」という区域があり、江戸時代からの町屋の情緒ある並びを今日に残しています。
ノスタルジックな町並みは、写真撮影にもぴったりでしばしば訪問しているのですが、年に一回、この地区全体がライトアップされる「憧憬の路」というイベントが開かれます。
町をあげてのお祭りで、大変な人出のある情緒あるお祭りで、写真撮影も気合が入ります。
専門的な話になりますが、夜間の撮影は手ブレを防ぐためにシャッタースピードを長めに設定して撮影する、そのためには三脚が必須となります。
しかしこういったお祭りで人通りの多い時は、三脚を開いて撮影するのも他のお客さんに迷惑で、カメラマンとしても考えなければならないところです。
特に最近は「撮ってる方が神!」と言わんばかりに、撮影中に通行人が入ると、「撮ってるんだからそこを通るな!!」とその人に向かって罵倒したりするというモラルの低いカメラマンも問題になったりしています。
そんなのにはなりたくないですよね…
それにカメラマンがみんなそんなだと思われると困ります。
なので私は通行人を入れたくなければ10分でも15分でもじっとその場で(もちろん通行の邪魔にならないように)人が切れるまで待ちます(^_^;)
そして「いまだ!!」と思った瞬間に躍り出て、あらかじめ決めておいた構図で素早く撮ります。
もちろん三脚は使いません(じっくり夜景を撮る時とかは別ですけどね(^_^;))
幸い、私の愛機は夜間でも秀逸な手ぶれ補正を備えているカメラ(もちろん限界はありますが)
ノイスの出ない程度までISO感度を上げ、手ブレしないギリギリのシャッタースピードに合わせ一気にピントを合わせて撮ります。
まぁ、ライトアップなどは、被写体自体が明るいのでそれほど苦労なく撮ることができます(^_^)
その成果をご覧ください(*^^*)